定家も葵上も 曲名がシテではありません。

定家は、藤原定家。シテの式子内親王を恋慕するのですが、内親王の墓に絡みつく蔦葛(つたかずら)で象徴されます。老いらくの忍ぶ恋。

葵上は、光源氏の奥方。登場せず一枚の小袖を舞台に寝かすことで、生き霊に苦しめられ寝込んでいる事をあらわします。シテは六条御息所 生き霊となる忍ぶ恋です。